苗の種まきと育苗ハウス
5月からの田植えに向けて、稲の苗作りが始まりました。
育苗用のハウスは全部で18棟あり、苗箱の数にして15,000枚程の苗を育てます。
床土で使う土は、石や木の根などを取り除き「もみ殻くん炭」を混ぜます。
苗の根が張りやすいフカフカの土が出来上がります。
播種機はオートメーションで、「床土をまき」→「散水」→「種もみをまき」→「散水」→「覆土」と進んで行きます。
最後に、パレットに隙間を空け並べたら、温床に乗せ温度をかけ、「出芽(発芽)」させます。
3日で芽が発芽するので、その後育苗ハウスに移します。
育苗ハウスは、いわゆる「プール育苗」で、ハウスの床面を2重のビニールで覆い、水を溜められるようになっています。
発芽した苗をビニールの上に並べ保温用のシートを覆い、
緑化したら水を張ります。
苗並べは、2年前より自動で育苗箱を並べてくれる「苗並べ機ベルノBJX-4」という機械を導入。
苗を並べるスピードが上がり、身体への負担も軽減しました。
【稲作の播種作業とハウス育苗】